世界各国からの取引でスニーカーの出品数も桁違い。
「StockX」は、スニーカー、ストリートウェア、ハンドバッグ、腕時計など、生産終了済のプレミア製品から最新商品まで取扱う世界的な「モノの株式市場」。
2020年6月より日本向けサービスを本格的に開始。使用感は国内サイトと遜色ない。
公式サイト:StockX
StockXの基本情報
運営会社 | StockX Japan株式会社 |
設立日 | 2016年2月 |
代表者 | グレッグ・シュワルツ |
事業内容 | オンライン商品取引 |
購入者に関係する情報
取扱スニーカー数 | 非公開 |
送料(購入者) | 2,800円 |
購入手数料 | 3% 最低手数料:$4.95 上限手数料:$29.95 |
オファー料金 | 無料 |
キャンセル料(取引成立後) | キャンセル不可 (キャンセル料金について確認中) |
サイト利用料 | 無料 |
決済方法 | ・PayPal、Google Pay ・クレジットカード(Visa/マスター/アメエク/JCB/UnionPay/Discover) |
出品者に関係する情報
配送料(出品者) | ・日本から国内:1,800円(外貨建ての場合$15) ・日本から米国:一律$30 |
出品者への返送(鑑定落ち) | 確認中 |
支払い手数料 | 3% |
販売手数料 | 9.5% |
サイト利用料 | 無料 |
自己都合による取引キャンセル | キャンセル不可 (キャンセル料金について確認中) |
会社所在地
住所 | 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー15階 |
問い合わせ先 | 03-3461-1200 |
StockXのおすすめポイント
購入者視点
国内で取引数が少ないプレミアスニーカーの在庫数が多い。
取引が少ないサイズが見つかる可能性が高い。
出品者視点
世界各国のユーザーが対象だから、国内より活発に取引をこなせる。
売上実績で手数料を9.5%から8%にまで下げることが出来る。
StockXの気をつけたいポイント
購入者側
オファー交渉の手段が公式外。
到着までに2週間~20日以上かかる場合がある。
購入送料や支払い手数料が取引先によって変わる。
自己都合による取引キャンセルはできない。
参考StockXでの購入にかかる支払手数料や輸入税、消費税はどのように計算されていますか?
出品者側
日本円での取引に、JCB、Discoverカードが使えない。
国内利用において、プリペイドカードやデビットカード、ギフトカードは使えない。
自己都合による取引キャンセルはできない。
StockXの特徴、他社との比較
スニーカー取扱数は群を抜いている
StockX(ストックX)では「ナイキ(NIKE)」「シュプリーム(SUPREME)」「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R))」といった日本でも人気のブランドはもちろん、「キス(KITH)」「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」などなど、国内フリマサイトではあまり見かけないブランドのスニーカーも扱われており、まさにスニーカー版商品取引市場といえる。
限定200足で販売されたレアスニーカーの在庫数も潤っており(真贋鑑定も行われる)、国内では扱われていない場合に最も頼もしい受け皿となるだろう。
過去の取引履歴と変動幅が確認しやすい
「StockX(ストックX)」は「モノカブ」同様、出品者に必要な情報を充実させており、過去の取引履歴は過去12ヶ月間のデータを参照できる。
モノカブやスニーカーダンクの場合、取引履歴は最大でも1カ月なため、「モノの株式市場」に参入するユーザーにとっては参考になりにくい。長いスパンでのスニーカー投資を考えるなら、「StockX(ストックX)」のデータを活用するのが最適だ。
商品ページでは、価格変動幅も参考することができる。今後どのようなスニーカーを仕入れて販売するかの判断材料になるだろう。
輸入税や消費税が複雑
世界各国のユーザー間で取引される特性上、「StockX(ストックX)」の各種手数料は国内のフリマサイトとは比べものにならないくらい複雑に設定されている。
スニーカーの配送先、発送先が海外の場合、取引手数料、支払い手数料、配送料の3点に注意しておこう。
StockXの評判・評価
世界6カ所の鑑定センターで真贋鑑定を行い、正規品として判断された場合に限り、取引が成立するという販売形態は、国内のフリマアプリ「スニーカーダンク」や「モノカブ」と同じだが、「StockX(ストックX)」は市場が世界規模であるため、国内ではお目に掛かれないスニーカーが多いのが魅力だ。
ただ、日本国内に限っていえば、「StockX(ストックX)」は商品取引市場に積極的な一部の人が利用している程度で、単純にスニーカーが欲しいユーザーに親しまれるには、もう一息必要だろう。
「StockX(ストックX)」のサイト内は日本語にちゃんと対応しているし、使い勝手も悪くない。が、日本人好みの痒いとこまで手が届くサポート体制とは言い難く、海外企業特有のとっつきにくさは否めない。
日本に法人を設立しており、専用スタッフも配備されていることから、少しずつサポート・サービス体制は充実していくだろう。今後の展開に期待したい。
公式サイト:StockX
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